OPERA
ステートメント
コスモスは一番好きな華。
私はそれぞれのコスモスのイメージを、油絵に描かれた絵の具のように何層にも塗り重ねては削るプロセスを用いて製作しています。対象の内在した美しさを観る者に視覚的に導いていこうと試みます。
写真の中に何層もの時間と空 間を塗り重ね、見えないものや聴こえないものを視覚化し引き出そうとした場合に、コスモスの姿は、まるでその内部に 【空想と現実】この2つの対立する要素を溶け合わせ奏でる様なシンフォニーを感じ深化させてきました。また、コスモスが描く音楽は、二重唱、三重唱、四重唱などのアンサンブルで交わされる舞台役者の会話のように、 そこには華やかさだけではない一抹の物悲しさを漂わせている。
華が歌うとは可笑しな話で喜劇には違いないのです が、コスモス畑を見ると何故か心が落ち着き、私の心は溶けてしまいます。もしかしたらコスモスはこの作品に、どこか 皮肉めいた諦めのような気持ちを抱いて悲劇を歌っているのかもしれません。私たちは、たとえば初めて見る景色にも 懐かしさを感じることもあります。子供の頃の記憶や感情は、私の作品の主なテーマです。
私の写真は、フォトモンタージュがベースとなっていますが、表現する上で重要な要素となる視覚的な効果を得るために、絵画の要素も重点を置いて用いられています。また、文学、音楽の影響も受けており、私の写真は多くの芸術形態から成立しています。
自由な創造行為によってもたらす世界を紹介します。
Kiiro
OPERA
Kiiro Works 2011
Award
2011 ONAEBA Reviewer's Prize by EMON PHOTO GALLERY (日本)
Exhibition
2011 EMON PHOTO GALLERY (日本)
2011 ONAEBA in NY,NewYork Photo Festival (ニューヨーク)
2011 [BREEZELESS] SOUS LES ETOILES GALLERY (ニューヨーク)
2012 EMON PHOTO GALLERY (日本)
2013 [SERENITY] ANA INTERCONTINENTAL HOTEL (日本)
2013 fotofever (フランス)
2014 Daegu Photo Biennale (韓国)
2016 La Gacilly Photo Festival(フランス)
2017 Nihombashi Art Photo Exhibition (日本)
ステートメント
コスモスは一番好きな華。
私はそれぞれのコスモスのイメージを、油絵に描かれた絵の具のように何層にも塗り重ねては削るプロセスを用いて 製作しています。対象の内在した美しさを観る者に視覚的に導いていこうと試みます。
写真の中に何層もの時間と空 間を塗り重ね、見えないものや聴こえないものを視覚化し引き出そうとした場合に、コスモスの姿は、まるでその内部に 【空想と現実】この2つの対立する要素を溶け合わせ奏でる様なシンフォニーを感じ深化させてきました。また、コスモスが描く音楽は、二重唱、三重唱、四重唱などのアンサンブルで交わされる舞台役者の会話のように、 そこには華やかさだけではない一抹の物悲しさを漂わせている。
華が歌うとは可笑しな話で喜劇には違いないのですが、コスモス畑を見ると何故か心が落ち着き、私の心は溶けてしまいます。もしかしたらコスモスはこの作品に、どこか 皮肉めいた諦めのような気持ちを抱いて悲劇を歌っているのかもしれません。私たちは、たとえば初めて見る景色にも 懐かしさを感じることもあります。子供の頃の記憶や感情は、私の作品の主なテーマです。
私の写真は、フォトモンタージュがベースとなっていますが、表現する上で重要な要素となる視覚的な効果を得るため に、絵画の要素も重点を置いて用いられています。また、文学、音楽の影響も受けており、私の写真は多くの芸術形態から成立しています。
自由な創造行為によってもたらす世界を紹介します。
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